だしとは何か
だしは昆布や鰹節などから抽出した旨味成分で、和食の基礎となる重要な要素です。日本料理の繊細な味わいを支える、まさに「和食の魂」と言えるでしょう。
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だしの種類
主なだしには昆布だし、鰹だし、煮干しだし、椎茸だしなどがあります。それぞれ異なる旨味成分を持ち、料理に応じて使い分けます。
基本のだしの取り方
美味しいだしを取るためには、正しい手順と温度管理が重要です。以下の手順で基本の一番だしを作ってみましょう。
- 昆布を水に30分以上浸してふやかす
- 弱火で加熱し、沸騰直前で昆布を取り出す
- 沸騰したら火を止め、鰹節を加える
- 1-2分待ってから丁寧に漉す
うま味の科学
うま味は甘味、酸味、塩味、苦味に続く第五の味覚として認識されています。昆布に含まれるグルタミン酸と鰹節のイノシン酸が組み合わさることで、相乗効果により深い味わいが生まれます。
